2018年9月、パリのマドレーヌ広場にフォションが手がける5ツ星ホテル「フォション・ロテル・パリ(Fauchon L’ Hotel Paris)」がオープンし、話題をさらった。その世界2軒目であり日本初となる「フォションホテル京都」が今年3月16日、ついにグランドオープン!

コンセプトは「FAUCHON Meets Kyoto. Feel Paris.」。京都の街を楽しんだ後、ホテルに帰ると「パリを味わえる」「フォションを味わえる」という、唯一無二の体験ができることが大きな特徴だ。京都の街とパリの共通点が、さまざまな形でホテルのホスピタリティやデザインに生かされている。

 

エントランス。フォションのブランドカラーであるフォションピンクやホワイト、ブラック、ゴールドを、西洋の素材と日本の素材や技術で表現。photo : NACASA & PARTNERS

そのひとつは、もちろんグルメ。フレンチレストランとティーサロン、パティスリーが揃い、まさに食を通してパリと京都の魅力を感じることができる。

ホテルにチェックインすると、ウェルカムドリンクとともにフォションのスイーツがお出迎え。そして客室にはミニバーならぬ「グルメバー」を設置。フォションのエスプリが詰まったスイーツやドリンクが揃っており、いちばんおいしい温度でいただけるよう設計されているので、滞在中いつでも好きな時間にいただける。

 

デラックス¥81,960〜。向かって右手がグルメバー。
甘い滞在を約束するラインナップは、開けるまでお楽しみに。

最上階にある「レストラン グラン カフェ フォション(Restaurant Grand Café Fauchon)」では、ゲストが一日中パリと京都のガストロノミーを堪能できるように、朝食からランチ、ディナーまで、「FAUCHON Meets Kyoto. Feel Paris.」を食で表現したメニューを用意。

 

京都の街を一望できる「レストラン グラン カフェ フォション」。
京都の旬の食材を使ったフレンチをいただける。こちらはコースメニューの一例「野菜のラザニア 京都壬生菜のクーリ」。
同じく「京都丹波産赤地鶏もも肉の赤ワイン煮込み“コック・オ・ヴァン” 春人参のロースト 春トリュフ」。

また、2階のティーサロン「サロン ド テ フォション(Salon de Thé Fauchon)」では、パリで人気の「アフタヌーンティー」が京都バージョンで登場。ほかにもパリのシグネチャースイーツやマカロン、京都の夜をイメージしたフレーバーティーなどを楽しめる。

 

「アフタヌーンティー」京都バージョン。お茶はパリっ子にも人気の南部鉄瓶で提供。

そして、ホテル1階に位置し、滞在ゲスト以外も気軽に立ち寄れる「ペストリー&ブティック フォション(Pâtisserie&Boutique Fauchon)」には、フォションを代表するスイーツやペストリーがずらりと並ぶ。フランスから取り寄せたアイテムを購入できるほか、日本ではここでしか購入できないパリ直輸入のスイーツや紅茶も取り揃えている。イートインスペースを備えているので、表通りを眺めながら気軽にフォションのスイーツをいただけるのもうれしい。

 

「ペストリー&ブティック フォション」で、自分にも大切な人にも、おいしい旅の思い出を。

さらに、フォションブランドとして世界初出店となるスパ「ル スパ フォション(Le Spa Fauchon)」も見逃せない。

プロダクトやメニューの開発・監修は、パリで数々の5ツ星ホテルスパやアメニティを手がけるプレミアムコスメブランド「コスパリ(KOS PARIS)」と、クレドインターナショナルが共同で行い、さらにパリでトップセラピストとして活躍するユキ・イノツメ(Yuki INOTSUME)氏も参加。世界中の伝承民間療法や最先端栄養学などを学び、トップセラピストとして活躍するイノツメ氏と、コスパリのコラボレーションによって生まれた、日本人の肌質や好みを反映させたフォションオリジナルオイルにも注目だ。

 

メニューは「FAUCHON シグネチャーボディトリートメント」(60分¥17,000/90 分¥22,000 ※税サ別)など。日本とパリの美のスペシャリストによるトリートメントを体験して。

クルマや徒歩で京都の街を存分に楽しみ、ホテルでは京都とパリの美食を堪能する──。海外への旅はもう少し先になりそうないま、パリ好きならぜひ「フォションホテル京都」を次回の旅リストに加えたい。

 

「フォションホテル京都」のスイート¥100,660〜