香港を代表する建築家アンドレ・フー氏が内装を手掛ける「SÉZANNE(セザン)」。日本の土壁や禅庭園を彷彿させるモチーフを随所に取り入れて、日本の美を現代に融合。「典型的なホテルレストランのスタイルではなく、“知る人ぞ知る、秘密の隠れ家”」(フー氏)とする設定により、心地よい空間を描き出した。

 

フォーシーズンズホテル丸の内 東京では、美食家のための新しいデスティネーションが続いて誕生する。7月1日(木)にローンチを控える、フレンチレストラン「SÉZANNE(セザン)」と、先駆けて6月1日(火)にオープンした、モダンフレンチビストロ「MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)」の2軒だ。

2つのレストランで総指揮をとるのは、香港のフレンチビストロ「Belon」を2019年から2年連続でミシュラン1ツ星に押し上げ、さらに2020年の「アジアのベストレストラン50」で第4位を獲得する立役者となった、気鋭の英国人シェフのダニエル・カルバート氏。昨年フォーシーズンズホテル丸の内 東京のエグゼクティブシェフに就任したカルバート氏が、ラグジュアリーなレストランとカジュアルなビストロ、それぞれのスタイルに合わせた華麗な美食を提案する。

メインダイニングの「SÉZANNE」では、カルバート氏の持ち味でもあるダイナミックにして緻密で繊細な技術によって、伝統的なフランス料理を軽やかに昇華。ラグジュアリーかつリラックス感に満ちた空間で、ガストロノミーとデザイン、味覚と視覚のブレンドの妙をたっぷり堪能できる。さらに、豊富な品揃えを誇るシャンパーニュ、パティシエのエルウィン・ボイルズ氏によるアートのように美しいデザート、キッチンの躍動感を間近に感じられるシェフズテーブルなど、贅を尽くした演出が添えられ、美食家たちを魅了する。

 

日本の旬の味覚にも果敢に挑戦するカルバート氏が、寿司職人から学んだ技術をフランス料理にアレンジ。コース料理より、冷前菜の「鯖 エスカベシュ 蛤」。コースはランチが¥12,018(税・サ込)、ディナーが¥30,993(税・サ込)

 

五感に訴えかけるプレゼンテーションもコースのお楽しみ。「ホワイトアスパラガススープ」には、白エビとピエモンテ産のヘーゼルナッツを使用。

 

プライベートダイニングのシェフズテーブルは、シェフの技を間近に堪能できる特等席。8名までのグループでの会食にも対応する。

一方、眼下に東京駅や丸の内の景観を眺められる「MAISON MARUNOUCHI」では、洗練されたビストロ料理を、朝食からアフタヌーンティ、カクテルタイムまで、シーンに合わせて多彩に提案。食事はもちろんのこと、パティシエのエルウィン・ボイルズ 氏が手掛ける独創的なスイーツや、お酒なら国産のジンやウィスキー、さらに日本の食材を使ったモクテルなどで、新たな世界観を表現する。

マストチェックのグルメな2軒いずれも、訪れる際はご予約をお忘れなく!

 

タンジェリンオレンジとモスグリーンの鮮やかな色使いが目を引く「MAISON MARUNOUCHI」。時間の流れとともに表情を変える東京駅と丸の内の圧倒的な景観もご馳走のひとつ。

 

ビストロ料理といえばこれ! ランチのアラカルトメニューより、シェフのスペシャリテ「ステーキ・フリット ベアルネーズソース(240グラム)」¥12,650(税・サ込)

 

フレッシュなうちに出来立てを1皿ずつサーブする、自慢のアフタヌーンティは、14時30分から17時までの提供(16時30分L.O.)。平日¥7,590(税・サ込)、土日祝¥8,223(税・サ込)。花ズッキーニ ホタテとバジル、クロックマダム、ハマグリのピクルス フルーツトマトなど6皿のフィンガーフードに、ピーチジャスミン タルト、蕎麦茶ムース レモンカードなどスイーツ5品が続く。

 

朝は6時30分より営業。洋食と和食の両方を味わえる朝食セットの「丸の内ブレックファースト」(¥6,325 税・サ込)より、「アボカドトースト セザン特製サワードウ」。アラカルトでもオーダー可。

 

総料理長のダニエル・カルバート氏。16歳で料理の道に入り、ニューヨークやフランスの名だたる3ツ星レストランで研鑽を積んだ後、香港へ。世界の美食都市での経験を基にしたグローバルな視点から、さまざまな食材や調理法に取り組み、フランス料理の新境地を開拓する。

 

文:有元えり